bang、賠償金の支払いが積み重なり破産申請を出す

投稿日:2022年10月20日|最終更新日:2022年10月21日

bang、賠償金の支払いが積み重なり破産保護の申請を出す
アメリカで3大エナジードリンクブランドにまで上り詰めたbangエナジードリンク。

数年前からモンスターエナジーなどから多くの訴訟を起こされていましたが、賠償金が莫大に(ざっと見ただけで1000億円近く)膨れ上がり連邦破産法第11条に基づく破産申請を行いました。

bangに含まれるスーパークレアチンに実際のクレアチンは含まれておらずbang敗訴へ

bangにはエナジー成分として「スーパークレアチン」が含まれている、としています。
bang、賠償金の支払いが積み重なり破産保護の申請を出す
モンスターエナジーは「スーパークレアチンが通常のクレアチンよりも効果が得られる、と誤解を与えている。しかしスーパークレアチンは単なる水溶性クレアチンに過ぎず(測定できるほどの効果を得るには100本以上摂取が必要)、PRされるような健康上の利点がない虚偽広告」と主張。スーパークレアチンの訴求によりbangエナジードリンクがシェアを広げ、モンスターエナジーは「2億7190万ドルの利益を失った」と訴えました。

モンスターエナジーは配合成分のほかにもいくつかの点で訴えており、それぞれでモンスターエナジーが勝訴、bangは2億9300万ドル(439億2626万円)の賠償金の支払いを命じられました。

2億9300万ドルの内訳は、虚偽広告(配合成分)の請求で2億7200万ドル、不法妨害で1800万ドル、企業秘密(元モンスターエナジー社員を採用し情報漏えい)の請求で300万ドルです。

他にも多くの賠償金の支払いが度重なるVPX

bangは他の飲料メーカー「Orange bang」から「bang」の商標侵害で訴訟を起こされており、これもbangには1億7500万ドル(262億4081万円)の賠償金と900万ドル(13億4952万円)の弁護士費用の支払い、さらに今後のアメリカの売上の5%を支払うよう命じられています。

別件ではSNSで無断に音楽を使用したとして3大レーベルからも訴訟を起こされ、2件で侵害が認められました。

またペプシコとの提携を早期解除したことによる賠償金1億1500万ドル(172億4137万円)の支払義務もあると伝えられています。

これらが積み重なってフロリダで連邦破産法第11条に基づく破産申請を行い、受理されれば事業を続けながら再建を目指します。目標は米国シェア9%をさらに拡大し20%にまで広げること、だそうです。

参考記事

著者について著者:エナジー・ドリン君

2001年頃、在米時にダンスシーンを通じてエナジードリンクに出会い感動。 帰国後日本ではネタ飲料扱いだったエナジードリンクの本当の魅力を伝えるために2013年総合サイトを開設。 エナジードリンクマニアとして改めてエナジードリンクを真剣に飲み始め、各国で狩りをして飲み集めたコレクションは世界6,000種類以上。 メディア取材を受ける評論家や専門家としても活動中。