【レビュー】ジャックダニエル＆コーラ、絶妙なバランスの良品
「ジャックコーク」として親しまれているジャックダニエルとコーラのカクテルを本家コカ・コーラが発売した商品。既に北米で商品化されていたものが日本でも発売となったようです。
ジャックダニエルを使ったカクテルのうち40%がコカ・コーラで割られているそうで、これまでに一度は飲んだことがあるという方も少なくないかもしれません。
今回は本家が「ジャックコーク」作ってみた、ということでどんな味のバランスになったのか気になりますね。
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著者：エナジー・ドリン君
2001年頃、在米時にダンスシーンを通じてエナジードリンクに出会い感動。 帰国後日本ではネタ飲料扱いだったエナジードリンクの本当の魅力を伝えるために2013年総合サイトを開設。 エナジードリンクマニアとして改めてエナジードリンクを真剣に飲み始め、各国で狩りをして飲み集めたコレクションは世界7,000種類以上。 メディア取材を受ける評論家や専門家としても活動中。
ジャックダニエル＆コーラの味
開栓するとジャックダニエルの香りが強め。ほんのりコカ・コーラの甘い香りが混ざった、しっかりウイスキー感ある香りです。では飲んでみましょう。
口に含むとジャックダニエルの香りと味わいが一気に広がり、コーラ風味は意外と控えめ。コーラが主張しすぎることなくウイスキー感を和らげる程度なのが良いですね。
このバランスが絶妙で、もしもこれよりコーラ感が強く出てしまうとウイスキーの旨味や香りが死んでしまうはず。ウイスキーの旨味や香りを生かすコーラのブレンド具合がナイスです。特にコーラの香りが控えめに感じるところは秀逸と言えるでしょう。
商品にも書いてある通り、しっかり冷やして、できれば氷をたっぷり入れて飲むのがお薦めです。
自分でジャックダニエルとコーラを混ぜて作れる味じゃない
コカ・コーラの公式サイトでも「カンペキ」な味わいと書いているのは実際飲んでみて納得です。
メーカーが「完璧」とか「最高の出来」とか「マーケティングの結果」とか書いている商品は実際それほど質が高くないことが多い印象ですが、今回のジャックダニエル＆コーラは完成度がかなり高め。
単純にジャックダニエルとコカ・コーラを「○：○で混ぜた」だけでこの味と香りのバランスは再現できるのでしょうか！？個人的には微妙に味や香りなどを調整しているのではないかと思います。成分もコカ・コーラそのものではないですしね。
アルコール度数の調整とカフェイン不使用
今回日本で発売されたジャックダニエル＆コーラはアルコール度数を日本仕様に7%に調整したとのこと。さらにコカ・コーラに微量に含まれるカフェインも含まれていません。
このことからも単純に既製品同士を混ぜて同じブレンドを再現できるかというと微妙なのかも。
カフェインとアルコールのブレンドは過去にアメリカで色々トラブルがあったこともあり、現代の日本でも微量なカフェインとはいえあえてカフェインゼロということを表記しておきたいのだと思います。
これをリピートするかというと、個人的にカクテル系もウイスキーもあまり飲まないのでしないと思いますが、どちらの味も殺さず生かす絶妙なブレンドを実現した「ジャックダニエル＆コーラ」自体は高評価です。
2001年からエナジードリンクを飲み続けるエナジー・ドリン君による、世界のエナジードリンクを現地取材により最も詳しく解説する総合サイト。
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