1243
Reviews
エナジードリンクレビュー掲載中
369
Comments
みんなの口コミ&感想掲載中
7000
Collections
世界各国へ行き集めたコレクション

GoPROのマーケティングとエナジードリンク

投稿日:2014年7月30日

(株)LOCUS代表取締役の動画マーケティングコンサルタント、瀧良太氏の記事が出ていました。
内容はザックリと『GoProが動画マーケティングが成功した要因』です。とても良記事で的を得ていてかなり突き刺さりました。


2011年に2億3420万ドルだった売上は2013年には約9億8570万ドルにまで大きくなり、2014年に上場しました。ここまで大きく売上を伸ばした理由がYoutubeを始めとする動画サイトとソーシャルメディアです。

GoProは製品の宣伝をしなくても売れる

  • GoProは製品の機能説明をして売り込んで成功したわけではない
  • GoProが生み出す『動画コンテンツ』自体をアピールした
  • 動画コンテンツを広めるための土台が出来上がっていた(Youtube、ソーシャルメディア)

簡単に言うとこんな感じ。
要はカメラ性能の説明をダラダラするのではなくて、『GoProならこんなダイナミックで美しい映像が撮れる』という体験をそのままアピールしたことです。

しかもその動画を流せるYoutubeが一般層にまで完全に定着していたこと、ソーシャルメディアとスマホの普及によって、情報が個人に満遍なく行き届き、しかも拡散するようになったことで『GoProはスゴイ!』という情報が広がりやすかったことも急成長の大きな要因だと思います。

GoPro関連のユーザーが魅力的な動画コンテンツを作り出す理由

多くのユーザーに製品を利用してもらうために、使用用途を出来る限り広く伝えたいと考えるのが一般的ですが、GoProは逆に"使い方を限定(アウトドア中心)"したPV制作やブランディングを行ったことで、ユーザーにもその用途での活用が定着しました。その結果、生み出されるほぼ全てのコンテンツが、見た人にスリルと興奮をもたらす良質な動画になったのです。

引用させてもらいました。これは確かにそう思います。GoProの映像は『この映像どうやって撮ってるの!?』とか『こんな世界があるんだ!』というような普段は絶対に見られない映像がほとんど。これって軸がアウトドアやアクティブスポーツ寄りになっているから実現できる共通のGoProのイメージです。

特にGoPro自体もアクティブスポーツに対応できるアクセサリーを充実させているのもまたそのイメージを作り出すのに後押ししていると感じます。

この動画での体験をもとに、『自分もGoProで映像を撮りたい』と思わせるわけですねー。やっぱりこういう体験を商品の魅力として使うのはとても有効だと思います。
その結果として、

  • YoutubeではGoPro関連の動画が1日平均6000本アップされている
  • YouTube上での再生回数は4億5000万回以上
  • チャンネル登録は200万人以上
  • Facebookページには750万人のイイネ
  • Instagramには200万人のフォロワー
  • Tiwtterには100万人のフォロワー

という驚異的なファン(広い意味での顧客)がついているわけです。これエナジードリンクの世界にも似ていますよね。

直感で感じさせる方法も時にはとてつもなく有効なアピールになる

エナジードリンクも、商品の配合成分を説いたりこんな人をサポートしたいとか、安全な天然成分配合とか、これでは今までの清涼飲料水と同じ方法で売っているに過ぎないと感じています。
スペック系やターゲットを製品側から提示してあげることは大事ですが、直感で製品自体を感じさせることも重要な分野があるってことですね。

GoProも昔から販売されているCCDカメラと同じような製品なのにもかかわらず、ここまで多くのファンを生み出して『GoPro』という市場自体を作あげました。

動画を見るとわかりますが、エナジードリンクのブランドロゴをどこからしに身につけています。GoProとエナジードリンクの属性はとても近くて、エナジードリンクマニアのエナジー・ドリン君もGoProは大好きです(*´艸`*)

≪OLD レッドブル330mlアルミ缶ボトル買ってみた 久しぶりにLAへ NEW≫

著者について著者:エナジー・ドリン君

2001年頃、在米時にダンスシーンを通じてエナジードリンクに出会い感動。 帰国後日本ではネタ飲料扱いだったエナジードリンクの本当の魅力を伝えるために2013年総合サイトを開設。 エナジードリンクマニアとして改めてエナジードリンクを真剣に飲み始め、各国で狩りをして飲み集めたコレクションは世界7,000種類以上。 メディア取材を受ける評論家や専門家としても活動中。