日本のエナジードリンク黎明期から続くライジンの現在
日本のエナジードリンク黎明期から続く大正製薬のライジンエナジードリンクシリーズ。
これまで紆余曲折があり途中でエナジードリンクをやめてミニサイズ高級謎ドリンクにしてしまったり、デザインが変わったり、カフェインをやめて認知度の低い名称の成分をプッシュしたり・・・。迷走感が漂うブランドになってしまいましたが、2022年も新作が発売されています。
RAIZIN TROPICAL CRUSHです。あまりSNSでも話題になっていないので黎明期から知る身としては悲しいです・・・。それと「ライジン」と言えばエナジードリンクではなく格闘技のほうをイメージする人が大半になってしまったのでは?ドリン君も久しぶりにタイピングしたとき「RIZIN」と打ってしまったし。
RAIZIN TROPICAL CRUSHの味はたぶん好き嫌い分かれると思います。ライジンは最近の果汁系を出しとけばいい、みたいな国内の流れに逆行する商品。個人的には果汁配合が至高とは思っていないし、無果汁製品のほうが圧倒的に多い上に無果汁でも果汁配合製品よりも明らかに美味しいエナジードリンク、ゼロゼロでもあり得ないほど美味しいエナジードリンクが世界にはたくさんもあります。
⇒最高評価のエナジードリンク一覧
無果汁でゼロゼロでも衝撃的な美味しさのエナジードリンクは海外にいくつかあるので、色々研究して美味しいエナジードリンクを今後も研究してほしいです。
サイズが250ml未満のままで高額なエナジードリンクに分類されるようになってしまった現在、サイズアップも検討しないと明らかに厳しいのではとも思います。250ml未満のミニサイズで200円出す時代は終わったと言っても良いでしょう。ちなみにレッドブルはさらに値下げも当然可能でしょうが、それはブランド的にしたくないんだろうなと。世界的に見てもジレンマはすごそう。そんなこともあったからかどうかは定かではありませんが、日本でレッドブル473mlが発売されてしまいました。これは想像してなかったなぁ。
とりあえず今の日本は美味しくないと2本目は買ってもらえない、さらにミニサイズで高額商品は購入の選択肢に入らない。
今後国内のエナジードリンクにも新しい波が来ると思われる(大正製薬くらいなら当然情報来てると思うけど、どうなんだろう)ので、それまでに何か対策して長く販売が続くことを願っています。
≪OLD 2021年のエナジードリンクライフを振り返る | レッドブル サンライズスパーク NEW≫ |
著者:エナジー・ドリン君
2001年頃、在米時にダンスシーンを通じてエナジードリンクに出会い感動。 帰国後日本ではネタ飲料扱いだったエナジードリンクの本当の魅力を伝えるために2013年総合サイトを開設。 エナジードリンクマニアとして改めてエナジードリンクを真剣に飲み始め、各国で狩りをして飲み集めたコレクションは世界7,000種類以上。 メディア取材を受ける評論家や専門家としても活動中。