リアルゴールド ドラゴンブースト
2019年10月7日発売のリアルゴールド新作エナジードリンク、ドラゴンブースト。これまでの国産エナジードリンクの中でも群を抜いて海外製品っぽいデザインで、見た目だけで気になってしまう一本。
リアルゴールド ドラゴンブーストの基本情報
メーカー | コカ・コーラ |
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製造国 | 日本 |
価格(購入時) | 185 |
味 | 薬品・ケミカル系 |
総合評価 | ★★★★☆ |
著者:エナジー・ドリン君
2001年頃、在米時にダンスシーンを通じてエナジードリンクに出会い感動。 帰国後日本ではネタ飲料扱いだったエナジードリンクの本当の魅力を伝えるために2013年総合サイトを開設。 エナジードリンクマニアとして改めてエナジードリンクを真剣に飲み始め、各国で狩りをして飲み集めたコレクションは世界7,000種類以上。 メディア取材を受ける評論家や専門家としても活動中。
甘く日本らしいケミカル系フレーバー
ベリー系フレーバーというプレスリリース情報とは違い、中身は黄色の王道系の色。レッドトップに赤いドラゴンのロゴなど、真っ赤な中身をイメージしていただけに「またこの色か」という印象は誰もが持ってしまうんじゃないでしょうか!?
香りは昔から日本にあるエナジー系炭酸飲料の甘く人工的な香りでベリーの香りとは結びつきません。早速飲んでみましょう。
味はやはりベリー風味はほとんど感じられず。ややこってりとした舌触りの甘味と、ほんのり酸味と苦味が感じられる昔ながらの栄養系&エナジー系炭酸飲料の味。甘味は人工的なフルーツっぽい味わいもあり王道系寄りのケミカルフレーバーでしょうか。
甘味はそこまで残らず、後味に酸味が残り、僅かに感じる薬品系・漢方系の独特の香りが抜けていきます。
常温はすっきり感や舌触りを損なうし、氷を入れるとまとわりつく甘味が薄まるので冷蔵庫で冷やしてそのまま飲むのがオススメ。
リアルゴールド ドラゴンブーストのエナジー成分
カフェイン80mg、アルギニン327.5mg、ローヤルゼリーとこれまでのリアルゴールドシリーズの定番成分に加え、6種類の東洋成分として高麗人参、紅参、シベリア人参、リュウガン、クコ、霊芝のエキスが配合されているのが特徴。
飲む前からこれらを商品特徴にしてくるなら薬品ぽい味になりそうだと思っていたら実際そうでしたΣ(´∀`;)
カフェインはレッドブルなどと同量でスタンダードな80mgです。エナジードリンク以外にもコーヒーや紅茶を飲む人にとってはこれくらいの量が丁度よいかもしれませんね。
リアルゴールド ドラゴンブーストのデザイン
表面はザラザラした手触りでキラキラ光る銀の加工がわずかに施されています。
ドラゴンの色と同じレッドトップに加え縦一列にブランド名、ロゴ、商品名、エナジードリンク表記が整っているなど、これまで日本で発売されてきたエナジードリンクの中で最もエナジードリンクらしいデザインになっています。
コカ・コーラエナジーで日本を驚かせたレッドトップをリアルゴールドも採用。しかしドラゴンブーストは本家ブランド以上にエナジードリンクらしさを感じますよね。
それはやはり白い缶とのコントラストやただ白いだけでなく手触りや見た目にもこだわったからでしょう。
エナジードリンクによく見かける変な呪文や余計なテキストがないのも好感が持てます。
ドラゴンブーストのシリーズ化に期待
レッドドラゴン、レッドトップ、レッドタブ、そして中身も真っ赤に輝く正統派レッドベリーフレーバーだったら完璧でしたね。とは言え薬品っぽい風味は「効くかも」感を楽しませるには重要なのでしょう。
このデザインなら赤以外にもカラフルなドラゴンロゴ、当然カラートップ&タブの組み合わせでシリーズ化が十分可能だと思うので、味も中身の色もヨーロッパを中心に研究してもらって、学生も女性も、もちろんリアルゴールドが対象とする30代前後の男性にも美味しく飲めるシリーズを作って欲しいですね。
手に取って「何か凄え!!」とここまで思える国産オリジナル商品はなかったですから。これからのリアルゴールドシリーズに期待です。
エナジー・ドリン君の独自評価
- フレーバー
- 香り
- 重さ
- 爽やかさ
- モグモグ感