1日のレッドブル摂取上限、飲みすぎるとどうなる?ガチマニアが解説

投稿日:2018年4月10日|最終更新日:2021年2月23日

1日のレッドブル摂取上限、飲みすぎるとどうなる?
レッドブルの飲み過ぎで死亡した例があるとか、心臓が張り裂けて死亡(フェイクニュースと暴きました)したとか、色々とあることないこと噂や疑惑がありますが、実際にレッドブルの飲み過ぎの量は一体どれくらいなのかを解説するとともに、実際にレッドブルを短時間でたくさん飲んだときの経験についても書いていきます。

レッドブルの飲み過ぎによるカフェイン過剰摂取

レッドブルのカフェイン配合量は世界共通

レッドブル185mlと250mlには80mgのカフェインが含まれています。日本のレッドブルもアメリカのレッドブルも、そして全世界で販売されているレッドブルも250mlに含まれているカフェイン量はすべて同じ80mgです。海外のレッドブルはカフェイン量が多いわけではありません。

レッドブルに含まれるカフェイン量はコーヒー1杯と同等

標準的なレッドブル250mlに含まれるカフェイン量はコーヒー1杯と同程度のカフェイン量です。毎日コーヒーを何杯も飲んでいる場合、カフェインだけを見れば同じだけレッドブルを飲んでいるとも言えます。

1日のカフェイン摂取量の目安

カフェインの摂取量の目安は1日400mgまでなどと言われることが多いですが、実際は年齢、体重・体格、カフェイン耐性など人によってカフェインを安全に飲めるボーダーラインはまったく違います。1日400mgまでという数字は目安程度に考えてください。

レッドブルやモンスターエナジーなどのカフェイン中毒と致死量もまとめていますので興味があればどうぞ。

レッドブルの飲み過ぎによる急性カフェイン中毒

急性カフェイン中毒とは

急性カフェイン中毒とは、動機がしたり焦燥感にかられて落ち着きがなくなったりするなど体調不良を感じ始めます。「1時間以内」に体重1kgあたりカフェイン6.5mg摂取約半数の人が急性カフェイン中毒になると言われています。

急性カフェイン中毒を起こすレッドブルの量

例えば体重70kgの成人が1時間にカフェイン80mgを含むレッドブルを6本、1.5Lを飲むと、約半数の人に急性カフェイン中毒の症状が現れる計算。

1時間以内に1.5Lを飲み干すのは普通のジュースや水でも大変ですよね。

レッドブルを3時間以内に15本飲むと100%の人が急性カフェイン中毒になる

先ほどは「1時間」に6本を飲むと半数の人が急性カフェイン中毒になると書きました。100%の人が急性カフェイン中毒になるのは、3時間以内に15本、3.7L飲む必要があります。すでに拷問でしょう。水でもこんなに飲めないと思います。

レッドブルのカフェインによる致死量

カフェインの致死量は5gと言われています。

レッドブルに含まれるカフェインによって死亡するために必要な致死量は62本半、16L飲む必要があります。これはもう現実的な飲める量を遥かに超えてしまいます。

致死量を飲み終える前に急性カフェイン中毒によって飲食ができる状態ではなくなっているはずですから、レッドブルだけを飲んで死ぬなんて、現実的な話ではないことがわかりますよね。

1日のレッドブル摂取量目安

控えめに書くと、レッドブル250mlを3本、合計240mgのカフェイン量を目安に1日の摂取量を抑えたほうが良いのではないかと思います。

急性カフェイン中毒になるためには「1時間以内に飲む」短時間の大量摂取の場合ですが、カフェインに弱い方は数時間空けて飲んだとしても急性カフェイン中毒の症状が出てもおかしくありません。

1日という長いスパンで考えて3本飲むくらいなら、毎日コーヒーを3杯以上飲む人と同程度の影響か、それ以下だと思います。なので、エナジードリンクマニアとしては1日かけて3本までを目安にしたほうが良いのでは、という結論に至りました。

ただし毎日3本飲み続けていると慢性カフェイン中毒の危険性もでてくるため、カフェインに弱い方や子供には注意が必要です。

ちなみにエナジー・ドリン君は医師でも研究者でもないので、日本や海外が定めたカフェイン摂取量の制限や実体験に基づいて書いているだけなので、1日の上限本数等は参考程度にしてくださいね。
※厚生労働省のカフェイン過剰摂取についてのページ参照のこと


レッドブルに含まれる砂糖の過剰摂取と肥満

カフェイン量は250mlも185mlも同じでしたが、砂糖の量は商品容量によって異なります。

レッドブル100mlあたり砂糖は11g入っています。これは一般的なりんごジュースやオレンジジュースと同程度の量です。※レッドブル商品成分のページ参照のこと

そもそも甘いジュースはすべて多量の砂糖が入っていて、コーラなどの炭酸飲料がアメリカでは敵視されていますが他の果実系ジュースや甘いコーヒー系飲料も糖分を多く使っているのです。レッドブルに配合されている糖分は特別多いわけではないということがわかると思います。

1日の糖分摂取量

WHO世界保健機関によると、砂糖などの糖分の1日の総摂取カロリーは全体の5%未満、一般的な成人男性にすると1日25g前後までにすべきと発表。この時点でレッドブル250mlを1本飲むと1日の砂糖摂取量の目安を超えてしまいます。レッドブルだけでなく、フルーツジュースやスポーツドリンクでも同様です。

だからといって砂糖をWHO提言の量まで減らさないと不健康になるということではありませんし、WHOの提唱する砂糖の摂取量では現代では飲食できなくなってしまうと考えられています。

レッドブルの糖分の摂りすぎによる肥満と生活習慣病リスク上昇

レッドブル250mlにつき約28gの砂糖が含まれています。これをカフェインの項目で書いた1日3本摂取すると、84gになります。100gあたり380kcalほどあるので、84gだと320kcal程度。砂糖以外のカロリーもありますが、ここでは砂糖だけに着目し毎日飲み続けて運動量や普通の食事量も変えない場合は20日前後で体脂肪が1kg増えると考えられます。

永久に飲み続けたら制限なく体脂肪が増えるわけではなく体重が増えれば1日の消費カロリーも増えるので単純に脂肪が増え続けることはありませんが、飲み過ぎを続けていれば当然肥満の原因になり、脂肪は徐々に増え続けるでしょう。

しかしこの砂糖の量はレッドブルだけでなくオレンジジュースやコーラなどもほぼ同じくらい含まれているため、レッドブル以外の甘い飲み物を飲み続ければ同じような計算で太りますし、甘い食べ物に含まれる砂糖にも同じことが言えます。

何れにせよ、肥満によって生活習慣病のリスクは一気に上昇しますからレッドブルの飲み過ぎはあまりお薦めはしません。

著者について著者:エナジー・ドリン君

2001年頃、在米時にダンスシーンを通じてエナジードリンクに出会い感動。 帰国後日本ではネタ飲料扱いだったエナジードリンクの本当の魅力を伝えるために2013年総合サイトを開設。 エナジードリンクマニアとして改めてエナジードリンクを真剣に飲み始め、各国で狩りをして飲み集めたコレクションは世界6,000種類以上。 メディア取材を受ける評論家や専門家としても活動中。