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世界各国へ行き集めたコレクション

STINGエナジードリンク GOLD(日本)

投稿日:2019年11月27日|最終更新日:2020年6月30日

STINGエナジードリンク GOLD(日本)
2019年5月28日発売。サントリー自動販売機限定販売のSTING(スティング)エナジードリンクのGOLDです。

アジア全域でペプシコから発売されているSTINGエナジードリンクを味や成分を日本仕様に調整して発売。サントリーによる「海外から初上陸」系第二弾です。第一弾はアメリカのキックスタートエナジードリンクのグレープでした(1年経たず終売)

STINGエナジードリンク GOLD(日本)の基本情報

メーカーサントリー
製造国日本
価格(購入時)170
砂糖・水飴系・キャンディー
総合評価★★★☆☆

著者について著者:エナジー・ドリン君

2001年頃、在米時にダンスシーンを通じてエナジードリンクに出会い感動。 帰国後日本ではネタ飲料扱いだったエナジードリンクの本当の魅力を伝えるために2013年総合サイトを開設。 エナジードリンクマニアとして改めてエナジードリンクを真剣に飲み始め、各国で狩りをして飲み集めたコレクションは世界7,000種類以上。 メディア取材を受ける評論家や専門家としても活動中。

甘くフルーティーな王道系っぽいフレーバー

開栓とともに濃厚な甘い香りが漂います。よくある王道系フレーバーの甘ったるい香り。
STINGエナジードリンク GOLD(日本)
色は意外と普通の黄色い王道系カラー。炭酸は注ぐと泡がすぐ消えていくタイプですね。

口に含むと水飴のような濃厚な甘味と僅かな酸味が広がります。甘々タイプの人工的なフルーツミックスフレーバーで、強い酸味やケミカル感はなく砂糖+水飴(とろみ)+フルーツ(風味)を添加した味。とは言え舌にべったりと残るほど重量感があるわけでもないんですよね。

香りは終始甘いだけで、例えばモンスターのような包み込んでから抜けていくような芳醇な香りの変化があるわけではなく、レッドブルのような爽快感もなく、ひたすら甘い香りが続きます。

なのでSTING GOLDは世界3大エナジーブランドとは違う、砂糖系&原液系フレーバーとすると味が伝わりやすいでしょう。王道系とひとくくりにするのはちょっと違う気がします。

こってりした残留物はなく、意外と口に残りすぎないのがポイント。「しつこいようで物理的にしつこくない」、実際飲むとこの感じがよくわかると思います(*´艸`*)

商品説明にあるような「炭酸」はそこまで強くないので刺激を楽しめるとは言い難いです。
STINGエナジードリンク GOLD(日本)
逆に炭酸が弱いので甘味をしっかり感じられるという良い部分も。個人的にはこの甘味で勝負しているなら超微炭酸のこの状態で正解だと思いますし、エナジードリンクに刺激やパンチが必要だとも思っていないので全然アリです。

STINGエナジードリンク GOLDのエナジー成分

カフェイン47.5mgと控えめ。そのほかに日本の定番成分アルギニンが300mg配合。
STINGエナジードリンク GOLD(日本)
そんなことよりも糖分が40.5gと尋常じゃない量が入っています。欧米の500m缶で60g前後なので。正直常飲するのは控えたほうが良いレベル(健康第一)。500mlのビッグサイズで発売しなかったのがせめてもの救いでしょう。

STINGエナジードリンク GOLDのデザイン

STINGのロゴはサソリを取り入れたデザインで世界共通です。
STINGエナジードリンク GOLD(日本)
「スコーピオン」というエナジードリンクが以前からあるのでそこと被らないようになのか、ありがちな「サソリ」を商品名に使いたくなかったのか。

タブは当然のシルバータブ。
STINGエナジードリンク GOLD(日本)
これがゴールドタブだったら驚きがあるのですが、まあこれは仕方ないですね。海外のSTINGエナジードリンクもカラータブではありません。

日本、ベトナム、マレーシアの飲み比べ

日本版のSTING GOLDと東南アジア版のGOLDを同時に飲み比べしてみました。STING GOLDを3つ開けると部屋に甘い香りが充満してけっこうキツイです(^_^;)

並べると同じ黄色い中身の色も全然違うのがわかります。左が日本、真ん中がベトナム、右がマレーシアです。
STINGエナジードリンク GOLD(日本)
というかこの黄色、バカラのグラスとの相性が抜群すぎませんか!キラキラと煌めいています。

上から見ると色の違いがよくわかります。
STINGエナジードリンク GOLD(日本)
左の日本がこの中では一番落ち着いた色をしています。

STING GOLD(日本)

まずは今回レビューしている日本版STING GOLDから。甘味だけでなく酸味も僅かに感じられる砂糖たっぷり系。しかし他2国と飲み比べると一気に王道系の印象が強くなります。というのも、東南アジアのふたつが王道系から外れすぎた甘さだから。

STING(ベトナム)

ベトナムはピーチ、パイン、パッションフルーツなどの濃厚な原液ミックスフレーバー。この3種類の中では最も濃厚でとろみのある甘味でした。酸味ゼロの人工的なフルーツミックスなので果実感などは当然ありません。

STING GOLD RUSH(マレーシア)

マレーシアは甘味に加えて苦味や渋味も感じられるホワイトグレープの味わい。一瞬この苦味がケミカル風味にも感じられますが、ケミカル化に失敗した味わい。明らかにベトナムのミックスフルーツ系とは違い、また日本版のゴールドとは違うフレーバーですね。ちなみに無炭酸かと思うほど泡立ちがなく、実際に炭酸の刺激もありません。

少なくとも日本のSTINGエナジードリンクの飲みすぎには注意

エナジー成分でも書きましたが、日本のSTING GOLDは炭水化物の量が1本で40gを超えています。世界中の様々なエナジードリンクを飲んできましたが、日本のSTING GOLDは間違いなくトップクラス。500ml缶なら80g超えですからね・・・。

ちなみにコカコーラ250mlの場合の炭水化物量は28g、レッドブルは27.5gです。

オリジナルキャラクター「サソリ戦隊 STINGERS」

日本で発売されたSTING GOLDは、発売時のプロモーションとしてオリジナルキャラクター「サソリ戦隊 STINGERS」を企画制作。公式サイトではこのキャラクターの実写映像やアニメなどが流れました。これを作ったのはこの業界では有名なカヤックだったとレビューを書いていて知りました。あぁ、カヤックだったのね。
STINGエナジードリンク GOLD(日本)
しかしアジア各国のプロモーションとはまったく違う方向性に驚きましたし、サソリステップというダンスまで作ってレクチャーしていて笑いました。お金をたくさんかけられるところは凄いw

ちなみに海外のSTINGエナジードリンクのCMはたくさんあって。これは面白かった(*´艸`*)

大手3ブランドのようなクールなPRも良いですが、こんなコメディタッチのCMもウケるんじゃないでしょうか!?

サソリ戦隊の色がそれぞれSTINGエナジードリンクのカラーに割り当てられてシリーズ化するかな??と勘ぐっていますが、サントリーは海外エナジードリンクを日本初上陸させるもののたった1本のリリースで撤退する前例があるので期待しないでおきましょうか・・・
Σ(´∀`;)

エナジー・ドリン君の独自評価

フレーバー
香り
重さ
爽やかさ
モグモグ感

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