Relentless ENERGY DRINK ORIGIN
イギリスでコカ・コーラにより製造されていたRelentlessのオリジナルフレーバー、ORIGINです。2014年にモンスターエナジー傘下となりリニューアル。現在はモンスターエナジーより販売されています。
今回は古いRelentlessと飲み比べ、さらに希少なアメリカのRelentlessも別途追記したので味やデザインのレビューだけでなく貴重な資料としても楽しんでください。
Relentless ENERGY DRINK ORIGINの基本情報
メーカー | モンスターエナジー(コカ・コーラ) |
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製造国 | イギリス |
価格(購入時) | 150 |
味 | 王道系 |
総合評価 | ★★★★☆ |
著者:エナジー・ドリン君
2001年頃、在米時にダンスシーンを通じてエナジードリンクに出会い感動。 帰国後日本ではネタ飲料扱いだったエナジードリンクの本当の魅力を伝えるために2013年総合サイトを開設。 エナジードリンクマニアとして改めてエナジードリンクを真剣に飲み始め、各国で狩りをして飲み集めたコレクションは世界7,000種類以上。 メディア取材を受ける評論家や専門家としても活動中。
甘酸っぱくフルーティーな王道系フレーバー
明るく美しい黄色。エナジードリンク定番の色ですよね。
口に含むと甘酸っぱくフルーティーな王道系フレーバーで、香りと味のどちらかが強すぎることなくしっかりマッチした安定感ある味。
カラメルのような存在感のある甘味もありながら、酸味のバランスがとれていてしかも全体的に重くはないので口と鼻に甘い風味が残らず万人受けしそうです。
ドリン君はかなり好きな王道系フレーバーです。甘味や酸味、香り、ケミカル感の何れかに偏らず満足感ある味で口に残りすぎない王道系フレーバーが実は最強だと思っていて、Relentless ORIGINはその点で完璧。ただしこのような無難な味だとRelentlessらしい特徴がなくなってしまうんですけどね。
Relentless ENERGY DRINK ORIGINのエナジー成分
カフェイン160mg、タウリン2000mg、ガラナ10mg配合。オーソドックスな成分構成ですね。元々Relentless発売開始時に「レッドブルの2倍」を意識して販売されたので内容はそのとおり、そしてそれ以上のものは特に入っていません。
歴代のRelentless ENERGY DRINK ORIGINを飲み比べ
エナジードリンクマニアならではのコンテンツということで、2008年から2017年までのRelentless ENERGY DRINK ORIGINを飲み比べしてみましょう。
左から2008年本国イギリスのクラシックオリジン、真ん中が2010年ドイツのウイングスライド、右が2017年イギリスです。
色を比べるとかなり違いますね。2008年は12年経過後もしっかりと炭酸を維持していてさすが。真ん中のドイツはウイングスライドのため炭酸はなくなっていました(グラスについている泡は炭酸ではなく注いだときの空気の泡)。これがこのタイプの缶の残念なところですね・・・。各国何種類も飲んできましたが発売後1年以内に飲まないと楽しめないほど劣化が早いです。
2008年イギリス
炭酸はしっかりしていましたが、やはり劣化が進んでいました。昔飲んだ製造年の近いものよりも明らかに酸味がきつくなり甘味が僅かに飛んでいました。2014年当時に2009、2010、2012年のUKオリジンを飲んできたので明らかに味が変化していることに驚きました。ちなみに色が濃いめですが、これは劣化の影響はそこまでなくて昔からこんな色だったと思います。ここ最近のオリジンがめちゃくちゃ明るくなっているだけですね。
2010年ドイツ
そして一番飲んじゃダメなドイツのウイングスライドの劣化フレーバー。色は明らかに変色しています。香りは昔飲んだときよりも濃厚な甘い香りに変化あり。もう少し明るく爽やかな香りであったと記憶していますがこれは仕方ないですね。
どうやっても劣化が防げないウイングスライドは損です。しかし味は原型を残していてちょっと意外でした。甘味と酸味のバランスは当時のまま、ただし全体的にまろやかな風味が飛んでいるのは確かです。やっぱりエナジードリンクも旬なうちに飲むのが良いですねΣ(´∀`;)
Relentless旧デザインはとにかくヤバい
さて、今回飲み比べにも使用した2008年のデザインをご紹介したいと思います。Relentlessと言えば強烈なインパクトのあるデザインとゴシック調のロゴが特徴的です。
旧Relentlessシリーズ共通で、それぞれ神の領域に到達したイメージが多く施されていています。これまでのエナジードリンクのデザインとは違いますよね。
後にこのような横顔へと変化していきます。この年代からORIGINのデザインでも神々の世界が描かれていきます。
ここまでは十分クールなのですが、「R」ロゴメインになってからは残念で、ここから徐々にデザインを変えながら現在のモンスターエナジー傘下になったRelentlessデザインに落ち着くことになります。
ちなみにドイツのウイングスライドは途中から人がいなくなりました(^_^;)
そして現在ですね。今回レビューしたRelentless ORIGINはモンスターエナジー傘下となったリニューアルデザインのもの。
「R」と鳥の何とも言えないデザインはこれまでのデザインが良かっただけに劣化したと言っても良いでしょう。評判はかなり悪いです。
今回レビューで開けたのはキャンペーン缶だったので裏面はこんな感じ。
通常版は以前普通に飲んでしまいました。今回はキャンペーン缶の紹介にもなるし結果的にこれで良かったかな。
歴代のRelentless ORIGINの一部、写真に収まるだけ持ってきました。これまでの歴史を感じます。
今回はたまたま在庫ボックスの奥に残っていた2本を発見したので運良く飲み比べコンテンツが作れた感じですが、以前飲んでいたものは劣化せず美味しく飲めていたので賞味期限内に飲むのがベストだなと改めて実感しました。
アメリカ版Relentless ORIGINAL
Relentlessが2010年にアメリカでも販売されていたことはあまり知られていません。サイズはEUの500mlからアメリカ仕様の473mlになり、商品名はORIGINではなくORIGINALになりました。
味自体はベースがEU版ORIGINと同じなのでそこまで違いはありませんが劣化は避けられませんでした。酸味がやや強め、そして甘味とのバランスは崩れフルーティーな爽やかな風味が損なわれています。しかし香りは思っていたよりも劣化が進んでおらず王道系の香りを維持していたことには驚きました。
デザインはクラシックなUK ORIGINをそのまま踏襲しています。このデザインのときにアメリカ進出していて良かったですね。
ちなみにアメリカ版はEU版にないデザインが随所に盛り込まれていて、バーコードはロンドンをイメージさせるタワーブリッジやビッグベンのようなシルエットがあってオシャレですよね。
さらにフリーメイソンのようなRロゴが面白い。EU版よりも遊び心があって好きです。
エナジー・ドリン君の独自評価
- フレーバー
- 香り
- 重さ
- 爽やかさ
- モグモグ感
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