エナジードリンクと尿路結石

投稿日:2014年7月 4日|最終更新日:2019年7月11日

エナジードリンクと尿路結石
尿路結石とは、腎臓で石がつくられ、その石が膀胱、尿管、尿道にひっかかって二度と経験したくないほど悶え苦しむ激痛を起こす病気です。現在日本では男性で7人に1人、女性で15人に1人の割合で尿路結石になると言われ、さらに再発率は5年以内で50%と高く一度なってしまうと気をつけないと高確率で再発します。
※実際の結石はトゲトゲしく痛々しい見た目なので画像検索してみてください。

エナジードリンクに含まれる尿路結石の原因

尿路結石はシュウ酸とカルシウムがくっついてできる「シュウ酸カルシウム結石」が作られて石になって激痛を起こします。色々な種類の石ができますが、日本人にはこのタイプが多いそうです。

尿路結石は食事の偏りで作られやすくなります。
特に良くないとされているのがシュウ酸(ほうれん草、チョコ)、砂糖、塩分、脂肪です。
ここに肉類など動物性蛋白質が加わるとさらにシュウ酸や尿酸、カルシウム排泄を増加させるため危険度が増します。

尿路結石ができる流れ

  1. 動物性脂肪や砂糖が体内で分解されて脂肪酸になる
  2. 腸で脂肪酸とカルシウムと結びつく
  3. 腸でシュウ酸とカルシウムが結びつけなくなり、余ったシュウ酸が腎臓へ移動
  4. 腎臓でシュウ酸は尿中のカルシウムと結合し結石が形成される

ちなみに肉類と砂糖を多く摂っていると体の酸化バランスを戻すためにアルカリ性に傾き、これによって骨からカルシウムが血中に流れだして尿と混ざり、尿中のカルシウム濃度が高まって結石ができやすくなります。

尿路結石にならないための砂糖の目安

尿路結石を予防するための砂糖の量は体重1kgあたり1gを目安にすると良いそうです。
ではエナジードリンクにはどのくらいの砂糖が入っているかというと、アメリカの標準サイズで473ml中50~60gほど。
量が少ない日本エナジードリンクの中から、レッドブルは20g、モンスターは45gくらい。

全てが尿路結石の原因となり得る糖分であるかというとそうではないと思いますが、ガリガリ君たちは海外のエナジードリンク1本でボーダーを超える可能性があるということです。

そしてエナジードリンクが糖分が特別多いわけではなく、その他のジュースとほぼ変わらないので、甘い清涼飲料水を毎日飲んでいる方は尿路結石のリスクが高まっていると言えます。

尿路結石を防ぐために奨励されること

とにかく水分を一杯摂れということです。エナジードリンクで水分補給はダメ(自戒を込めて)です。
基本は水がベスト。1日2リットル飲むと良いそうです。水分は食事からも摂れるのでペットボトル2リットルを無理やり飲む必要はないと思います。

適度な運動と寝る前の食事はやめたほうがいいらしいですね。結石は夜作られるとか。
『エナジードリンク飲んでも寝れちゃう』という方はたまにならいいですが、それが常習化していたらやめたほうがいいかもしれません。

この記事を書いた人:エナジー・ドリン君

アメリカに住んでいた2002年頃エナジードリンクと出会いました。日本でエナジードリンクの立ち位置がキモネタ系だったことに疑問を感じ、2013年サイト立ち上げ。 サイト立ち上げによりエナジードリンクマニアとして改めてエナジードリンクを集め始めコレクションは世界各国から3,000種類以上、レビューは随時サイトにアップしています。 現在は日本在住、エナジードリンクを求め毎年海外へ飛び回るエナジードリンクトラベラーでもあります。
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