JAVA MONSTER IRISH CREME

JAVA MONSTER IRISH CREMEの味

開栓するとミルクの甘味とコーヒーのコクのある香りが広がります。これまでの北米の甘いエナジーコーヒーとは違うコーヒーらしさが香りから感じられます。中身の色もコーヒーらしい濃いめの茶色ですね。では飲んでみます。

口に含むと優しくまろやかな甘味がコーヒーの苦味やコクを包み込みチョコレートのような口当たりが楽しめる甘いコーヒーが口にいっぱいに広がります。

コーヒーの苦味はミルクの柔らかな甘味で和らいでいるもののコーヒーらしさを残していて、チョコレートコーヒーのような味わいを形成しています。

このコーヒーの存在感を打ち出す流れは近年発売されてきたJAVA MONSTER COLD BREW SWEET BLACKやJAVA MONSTER COLD BREW LATTEのようなコーヒーらしい旨味を引き立てる商品の流れを受けたものと推測します。

これまでのような甘味を強調しすぎてコーヒーらしさのないコーヒーエナジーはトレンドとは合わないと判断したのかもしれません。

というわけで今回のJAVA MONSTER IRISH CREMEと旧作のJAVA MONSTER IRISH BLENDを飲み比べしてみました。

JAVA MONSTER IRISH CREMEとJAVA MONSTER IRISH BLENDの飲み比べ

左が今回レビューしているIRISH CREMEで、右が旧作となったIRISH BLENDです。

今回用意したIRISH BLENDは2023年に製造された新鮮なものをアメリカで購入してきました。どちらも味の劣化がない状態で比較しています。

右の旧作IRISH BLENDはミルクが多く甘そうに見える色合いです。色を比較するだけでも明らかにJAVA MONSTERシリーズのフレーバーの方向性が変わってきたと感じることができます。

飲んでみるとやはりベースのフレーバーがまったく違います。旧作IRISH BLENDはコーヒーの旨味や香りは極めて弱く、柔らかなミルクの甘味を前面に打ち出した甘いミルクコーヒーの味わいです。

どちらも同じアイリッシュコーヒーをモチーフにしたコーヒーエナジーですが、それぞれ別ものです。

プレスリリースにもIRISH CREMEは「コーヒーの風味を前面に出した」と書かれているので、甘いだけのコーヒーが主役ではない時代になったのかもしれません。個人的に甘いコーヒーは好みではないので、アメリカのこの変化は喜ばしいこととして捉えています。

JAVA MONSTER IRISH CREMEのエナジー成分

カフェイン200mg、タウリン、イノシトール、カルニチン配合。細かいエナジー成分の配合量は記載がありません。

砂糖のほかにミルク、クリームが多く使われていることから炭水化物だけでなく脂質も含まれています。そのためカロリーは多めの190kcalです。

JAVA MONSTER IRISH CREMEのデザイン

アイリッシュグリーンをメインカラーとして使用し、左右にアイルランドやセントパトリックをイメージしたイラストで世界観を演出しています。それでは詳しく見ていきます。

左側にはアイルランドに伝わる妖精「レプラコーン」をドクロ化したインパクトのあるイラストが入ってます。

このドクロの「レプラコーン」は色もデザインも共にクールですね。

反対側には「レプラコーン」に関連するアイテムである「ハープ」や「金貨」、「壺」が描かれています。

旧作のIRISH BLENDよりもキャラクター設定や世界観などを演出した賑やかでわかりやすいデザインになったと感じます。

新旧のデザインを比べると商品イメージの方針が、時代変化によってモンスターエナジーの中でも大きく変化していることがよくわかります。

シンプルなケルト模様を使ったIRISH BLEND、派手なイラストでエナジードリンクらしい世界観を演出するIRISH CREME、みなさんはどちらが好みですか？

みんなのJAVA MONSTER IRISH CREMEの味・成分の感想・評価

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JAVA MONSTER IRISH CREMEの味・成分の5段階評価
★ ★★ ★★★ ★★★★ ★★★★★

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