エナジードリンクは何歳から?レッドブルやモンスターエナジーの年齢制限
海外では10代の子供がエナジードリンクを飲んで死亡する事故が起きていますが、年齢制限はないのか、レッドブルやモンスターエナジーは何歳から飲めるのか、など大手メーカーや未成年に販売を制限していった国などを紹介します。
著者:エナジー・ドリン君
2001年頃、在米時にダンスシーンを通じてエナジードリンクに出会い感動。 帰国後日本ではネタ飲料扱いだったエナジードリンクの本当の魅力を伝えるために2013年総合サイトを開設。 エナジードリンクマニアとして改めてエナジードリンクを真剣に飲み始め、各国で狩りをして飲み集めたコレクションは世界7,000種類以上。 メディア取材を受ける評論家や専門家としても活動中。
エナジードリンクに年齢制限はない
エナジードリンクは清涼飲料水なので特に年齢制限は設けられていません。そのため小学生でも中学生でもエナジードリンクは普通に購入できます。
ただしエナジードリンク1本あたりコーヒー1~2杯分のカフェインが含まれているので、メーカーでは子供や妊婦、カフェインに弱い体質の方に推奨していません。
18歳未満に推奨しないメーカーが多い
海外のエナジードリンクには「18歳未満は対象外」などの記載がある商品が多く、年齢制限はかけないものの子供の摂取は避けるべきという考えが一般的です。
ヨーロッパではエナジードリンクの年齢制限が話題に
ヨーロッパではエナジードリンクを未成年が摂取するのは危険という意見が強く実際に年齢制限に踏み切る国も出てきています。ちなみにヨーロッパのレッドブル250mlには80mg(コーヒー1杯分)、モンスターエナジー500mlには160mg(コーヒー2杯分)のカフェインが含まれています。
リトアニアの年齢制限
リトアニアでは18歳未満がエナジードリンクを買えなくなりました。
⇒リトアニア 18歳未満へエナジードリンク販売を禁止(2014年5月17日のニュース)
イギリスの年齢制限
イギリスでも年齢制限をかけるべきという声が高まり、16歳未満にはエナジードリンクを売らないように小売店主導で規制するようになりました。とは言えタバコやアルコールのように法律で禁止されているわけではありません。
⇒イギリスで16歳未満がエナジードリンクを買えなくなる!?エナジードリンク購入の年齢規制を考える(2018年3月7日のニュース)
⇒イギリス 未成年のエナジードリンク購入禁止の法案提出へ動き出す(2018年8月31日のニュース)
エナジードリンクは若年層に特に人気ですが一方で、体が出来上がっていない子供のカフェイン多量摂取による健康被害が出ていることも事実です。
メジャーブランドが発売する一般的なエナジードリンクにはコーヒー1~2杯分程度のカフェインが含まれていることから、エナジードリンクを規制するのであれば、カフェインが含まれるコーヒー飲料販売やカフェでのコーヒー提供なども一律に年齢制限をかけるべきではないかとも思います。