BOOSTER JUICY

ドイツの低価格エナジードリンクブランドBOOSTERの定番商品のひとつ、BOOSTER JUICYです。高果汁配合系エナジードリンクかと思ったら普通でちょっと拍子抜け。
著者:エナジー・ドリン君
2001年頃、在米時にダンスシーンを通じてエナジードリンクに出会い感動。 帰国後日本ではネタ飲料扱いだったエナジードリンクの本当の魅力を伝えるために2013年総合サイトを開設。 エナジードリンクマニアとして改めてエナジードリンクを真剣に飲み始め、各国で狩りをして飲み集めたコレクションは世界8,000種類以上。 メディア取材を受ける評論家や専門家としても活動中。
BOOSTER JUICYの味

「ジューシー」という商品名なので果汁成分で濁っているのかと思ったら普通に透明な赤紫でした。
口に含むと王道を行く甘酸っぱいクランベリーフレーバーの風味が広がります。酸味は控えめで、味も香りも濃くなく薄くなく無難な味で特徴的な味わいはありません。独特の味の強さを感じないので無難なクランベリージュースです。
後味にベリー系の渋味が若干残り、砂糖と香りづけだけの平坦なクランベリー風味よりは飲みごたえがあるかなと感じますが、「ジューシー」という商品名からイメージする果肉感などを楽しむレベルにまでは至っていません。
万人受けする無難な味はコケることもありませんが伸びもしないような気がします。とは言えBOOSTER JUICYは10年近く販売され続けているロングセラー商品なんですよね。安定した味が受け入れられているのでしょうか。
BOOSTER JUICYのエナジー成分

カフェイン105.6mg、タウリン1320mg、ガラナなどを配合。クランベリー、ザクロ、アップルが含まれていますが、果実感を楽しめるほどは入っていないだろうと思います。
BOOSTER JUICYのデザイン

集中線のダサいデザインはもうお馴染みですよね。ジューシー、この文字を見るたびにもっと濃厚で芳醇な果実の味わいが楽しめたらよかったのにと思ってしまいます。とは言え味自体は無難で違和感を感じるところもなく安定したクランベリーフレーバーなので問題ないんですけどね。

今回はドイツ遠征の際に古いものひとつ、最新のものひとつを確保。左から右に新しくなっていきます。

製造は2012年と2015年、今回レビューしたのが2019年です。

というわけで劣化具合などを確認するために比較してみましょう。左から2012年、2015年、2019年です。
色はすべて同じ。劣化して変色することもなくどれも美しいですね。ただ2012年の香りが明らかに劣化していました。味も飲み比べると酸味が強く出ていて、8年で風味が劣化しはじめていました。
とは言えどれもクランベリー系フレーバーであることは間違いなく恐らく2012年から一貫して同じフレーバーなんだと思います。確かに小細工せず安定したクランベリーフレーバーならこのままずっと売り続けるのが正解でしょうね。

タブを見てみると最初はピンクタブでしたが最近になってピンクトップとブルータブへ変更。BOOSTERの定番フレーバーはどれもカラートップにブルータブで統一されています。ドイツで統一ブルータブと言えばレッドブル。同じくドイツ展開するBOOSTER。レッドブルを意識したブルータブなら面白いですね。
エナジー・ドリン君の独自評価
- フレーバー

- 香り

- 重さ

- 爽やかさ

- モグモグ感

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