HELL ENERGY STRONG COLA

HELL ENERGY STRONG COLAの味

2014年に発売されたゴールドデザインのストロングコーラから、レシピに若干変化が見られるとのこと。中身の色はそれほど変化がないように見えますね。

口に含むと控えめな甘味とともに薬品系の香りが広がり、一般的なコーラフレーバーではなくケミカル系コーラの味わい。旧ストロングコーラとはやはり味がまったく違います。

後味にも薬品感や漢方のような風味が残り甘味は控えめ。エナジードリンクらしさやHELLストロングコーラ独特の風味を出したくてケミカル風味を添加したのかは不明ですが、逆にこれが雑味に感じてしまって美味しくは感じません。

ケミカルコーラにするなら、もっとキレのある味わいにしたほうがケミカル感と爽快感がより楽しめるんじゃないかなと思ったり。要するに微妙なコーラフレーバーになってしまったわけです。

初期ストロングコーラと2017年リニューアルの新ストロングコーラ

初期デザインで美味しかった初期のストロングコーラと飲み比べてみましょう。色は新しいストロングコーラのほうがわずかに明るいかな？

飲み比べると甘味、旨味は2014年ゴールドのストロングコーラのほうが明らかに勝っています。新たしいストロングコーラは甘さ控えめで爽やかな口当たりなので一瞬飲みやすく感じますが、ケミカル風味も同時に広がるので癖が気になります。

飲みやすさ、違和感のなさは圧倒的に初期のストロングコーラです。新しいケミカルフレーバーは好みによりますね。「これなら安いコカ・コーラを買う」と思うか「このケミカル感がたまらない」と思うか、はっきりと好みが分かれるでしょう。

新旧飲み比べなくてもわかるほど味が変わっていました。味や香りの濃淡程度が変わることはよくありますが、ここまで方向性が変わるのは珍しいかも。個人的には旧ストロングコーラのほうが好みです。

HELL ENERGY STRONG COLAのエナジー成分

カフェイン96mg配合。通常のHELLエナジードリンクよりも20%増しのカフェイン量。その他のエナジー成分は含まれていません。

HELL ENERGY STRONG COLAのデザイン

青、赤、白のコーラフレーバーとわかりやすい組み合わせ。ストロングシリーズ共通の縦ラインは黒でした。以前の金・黒のストロングコーラに比べて全体的にアクティブな印象になりましたよね。

というのもHELLストロングコーラがリニューアルされた当時のこのイメージがとても強かったんです。

リニューアル後の青・赤・白のカラーリングはエナジードリンクらしさもあり、スポーティーなイメージも広告から感じられて印象がガラッと変わったなと。

商品デザイン以外に広告デザインもとても大切だと思える1本です。このような1商品に複数の広告をリリースするのはヨーロッパではよくあって、継続的に店頭やSNSで商品をブランディングしていきます。日本ではあまりないですよね。どんどん商品に愛着が出てくるので低価格ブランドでも無名に近いブランドでもなぜか虜になってしまうんです。

新デザインになって、ストロングコーラにもHELLのロゴシルエットが入りました。すごく爽やかな雰囲気ですね。

タブはコーラらしくレッドタブでした。

2017年にリニューアルしたHELL ENERGY STRONG COLAは国によって販売終了となっていて、売上はそこまで高くないのではないかと感じています。薬品らしさなどちょっと癖がありすぎたかもしれませんね。

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HELL ENERGY STRONG COLAの味・成分の5段階評価
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