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エナジードリンクの原価

投稿日:2014年5月15日|最終更新日:2019年7月11日

エナジードリンクの原価は10円以下

エナジードリンクの原価
誰がどこから仕入れてきた情報かわかりませんが、清涼飲料水の原価が数円程度であることは一般的に知られていると思います。
同様に様々なエナジー成分を配合しているとはいえ極微量なため原価にほとんど影響はなく、エナジードリンクの原価は10円以下と言われています。

著者について著者:エナジー・ドリン君

2001年頃、在米時にダンスシーンを通じてエナジードリンクに出会い感動。 帰国後日本ではネタ飲料扱いだったエナジードリンクの本当の魅力を伝えるために2013年総合サイトを開設。 エナジードリンクマニアとして改めてエナジードリンクを真剣に飲み始め、各国で狩りをして飲み集めたコレクションは世界7,000種類以上。 メディア取材を受ける評論家や専門家としても活動中。

少し売れてくれればOKみたいな

清涼飲料水は毎年新作が出ては消え、出ては消え、と繰り返してますよね。これはエナジードリンクもそうで、2014年のエナジードリンクブームの頃は1年以内にほとんどのエナジードリンクが賞味期限切れとなり処分され消えていきました。

しかし原価が低い分、1本売れれば一般的な炭酸飲料の倍近い利益を生み出すわけで、生産分全て売り切れなくてもある程度売れればそれなりの売上になるのでしょう。エナジードリンクは根拠なくとりあえず200円というのが当たり前になってますもんね。

原価が同じなら200円で売れるエナジードリンクを売るしかない

原価が非常に低い飲料。エナジードリンクだからといって原材料が特別高いわけではなく、一般のジュースと大差ありません。ほぼ同じと考えて良さそうです。

各メーカーは原価がほかの炭酸飲料と同じなら、倍の定価で売れるエナジードリンクを作らないわけないですよね。

エナジードリンクブームならエナジードリンクは出すだけで話題性があるし、普段の販促費と同額の予算でより多くの人が手にとってくれるという素晴らしい状況。これでエナジードリンクを作らない飲料メーカーは未来がないというか、稼げるところに突っ込んでいかないタイプの会社ですよねΣ(´∀`;)

ブームが起きればそこに乗っかる商品が大量に出てさらにブームは加速します。エナジードリンクの人気にあやかりたくなるのも、原価と定価、利益率を考えると当然だなぁと。ただしほとんどが生産したすべてを定価で売り切れるわけではないので、便乗系の商品でもボロ儲け、とまでいかないのが残念なところ。もし処分されても儲かっているなら増産して継続販売するはずですよね。

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定番エナジードリンクブランドになると強い

原価は通常の炭酸飲料と同じ、なのに定価は200円にしてもそれが普通。しかし200円出してまで買う人がいるかどうかは別の話で、『同じ200円を出すなら有名なレッドブルを買う』とか『量の多くてヤバそうなモンスターエナジーを買う』という人がほとんどです。

基本的にブランド化できずほぼすべてのエナジードリンクが消えていき、日本ではレッドブルとモンスターエナジーの2強状態が続いています。ということはこの2社、かなり儲かっていると推測できますよね。

エナジードリンクを出すなら本気で3番目のポジションを狙うべきです。追いつけなくてもとりあえず3番目。出しておけば売れていく状況が出来上がると、激安原価で売上が大きいエナジードリンクかなり美味しいと思います。

しかしそこまで上り詰めるだけのブランディングは正直難しいですし、販路を拡大し続けるのもなかなか簡単ではないでしょう。今後日本でこの美味しい分野で成功するブランドが出てくるのか、楽しみですね。