【世界最強】ガチマニアによるエナジードリンクランキング
世界中のエナジードリンクを飲み続けるエナジードリンクマニア、エナジー・ドリン君が今まで実際に飲んでこれはヤバイ!と思ったエナジードリンクからランキング形式でご紹介します。最強のカフェイン配合量のエナジードリンクや美味しかったもの、デザイン性の高いものなど、日本やアメリカのエナジードリンクだけでなく世界各国から選びぬいたエナジードリンクランキングをどうぞ。
著者:エナジー・ドリン君
2001年頃、在米時にダンスシーンを通じてエナジードリンクに出会い感動。 帰国後日本ではネタ飲料扱いだったエナジードリンクの本当の魅力を伝えるために2013年総合サイトを開設。 エナジードリンクマニアとして改めてエナジードリンクを真剣に飲み始め、各国で狩りをして飲み集めたコレクションは世界7,000種類以上。 メディア取材を受ける評論家や専門家としても活動中。
カフェイン配合量ランキング
強烈なカフェイン配合量を誇るエナジードリンクブランドのランキング。モンスターエナジーの飲み過ぎで死亡するらしい、と思い込んでいるひとたちには強烈な結果となっています。
1位:VPX bang 375mg/本
ボディビル系サプリメントで有名なアメリカのVPXから発売されているエナジードリンクブランド、bangが現時点で最強です。1本あたり375mgのカフェインが配合されていて日本のレッドブル250mlの4.5倍のカフェイン量を誇ります。エナジードリンクを飲んで体感して効果を得られたのはbangくらいです。
それまでは「海外のモンスター、レッドブルはヤバイ!」と言われ続けてきましたが、2014年にエナジードリンクマニアで紹介してから「本当に危険なのはbangだ」と日本でも一部に知られるようになったガチ系ブランド。紹介当時は3フレーバーだったものが現在は10フレーバー以上に増えたアメリカでも少しずつ確実にポジションを固めてきたエナジードリンクです。
2位:SPIKE 350mg/本
473mlで350mgのカフェインを含む最強エナジードリンクブランド。250mlはカフェイン300mgを配合。発売当初は缶に「WARNING」と書かれていたり、商品名がスパイクシューター、スパイクショットガンなど、トータルで危険な香りがプンプンしていました。
2017年にリニューアルし、ハードコア(473ml)、シューター(250ml)、ダブルショット(63ml)の商品構成に変更されました。日本ではbang同様にほとんど知られておらず、特にSPIKEに関してはエナジードリンクマニアでもあえて紹介してこなかったので存在自体知っている人もほぼいないんじゃないでしょうか。(レビュー後から知られるようになるでしょう)
3位:ロックスター 240mg/本
ロックスターは世界シェア3位のアメリカ発、超大手エナジードリンクブランドです。メジャーブランドは高カフェイン配合を徐々に減らしている傾向にありますがロックスターだけは240mgと高配合の新商品を発売し続けています。通常のカフェインの倍にあたる320mgを配合する『ROCKSTAR 2X』がありましたがこちらは製造終了。この2Xの味自体はかなり微妙でした。
現在はアメリカで販売されているカロリーゼロ・シュガーゼロのピュアゼロシリーズなどで240mg配合のロックスターが展開されています。どのフレーバーも美味しすぎるので飲み過ぎ注意です。ちなみにアメリカ以外では同じシリーズであっても160mgの商品で統一されています。
美味しかったランキング
日本では栄養ドリンクの影響もありエナジードリンクはまずいものという印象が強かったりレッドブルオリジナルの独特のエナジードリンクをイメージする王道系フレーバーをイメージすることが多いと思いますが、実際にはそれ以外のフレーバーのほうが断然多いです。その中でも特に美味しく万人にお薦めしたい美味しかったエナジードリンクをランキングにしました。
1位:モンスターエナジー パイプラインパンチ
最も美味しいと思うのは、モンスターエナジーのジュースモンスターシリーズからパイプラインパンチです。これが今のところ世界中のエナジードリンクを飲んだ中でトップの美味しさでした。パイン、パパイヤ、マンゴー、オレンジ、パッションフルーツなど甘酸っぱくバランスの取れたトロピカルフルーツフレーバーで、爽やかに飲みきることができるのに満足感も高い完璧なバランス。
ちなみにエナジードリンクを飲んだことがない人にもお薦め。今までレッドブルやモンスターなどの定番の王道系フレーバーしか飲んだことがない方はエナジードリンクの固定観念が完全に崩れるでしょう。
2位:レッドブル ウインターエディション
2016年にオーストリアで発売された世界初のウインターエディション。2017年にはドイツなどその他のEU諸国でもウインターエディションが発売されました。シナモンと濃厚なクランベリーのミックスフレーバーで冬の寒い時期に温かい部屋で常温で飲みたい1本。口当たりのフルーツ感と飲んだ後のシナモンの余韻が今までにない芳醇な味わいで歴史を変えるようなフレーバーと完成度になっています。
2016年までのレッドブル新フレーバーが毎年残念な味だっただけに衝撃が大きかったですね。季節ごとに発売されるシーズンエディションで最も季節に合う飲み方ができる素晴らしいエナジードリンクです。
3位:NOS オリジナル
アメリカに行くたびに久しぶりな感じで飲むとやっぱりトップクラスの美味さだと再確認できるのがNOSのオリジナルです。パイン系のフルーツフレーバーで濃厚な味と香り、後味の爽やかな風味が完璧。ここまで美味いオリジナルを出しているのはNOSくらいかなと思いますね。一時期日本の米軍基地の開放日ではオープンから最速で売り切れるエナジードリンクでした。それほど口コミでも人気の高さを知ることができ、実際に買えない人も出るほどの美味しさだと思います。美味しさのランキングでは正直1位にするか迷いましたが・・・年々レベルが高いエナジードリンクが増えているため3位に。
効果の高いランキング
エナジードリンクに効果を求めるのはナンセンスなのですが、世界には実際に体感できるほど成分の充実したエナジードリンクもあります。一般的に販売されているレッドブルやモンスターのレベルだと糖分による血糖値の急上昇とカフェイン程度ですのでほぼプラシーボ効果に近いくらいの影響にとどまりますからそれらは当然ランキング圏外となります。特徴的なエナジードリンクがあることを知ってもらえれば嬉しいですね。
1位:VPX bang、SPIKE
総合的にアメリカのbangが体感できるほど変化があったエナジードリンクです。これ以外だとアメリカのSPIKEもほぼ同等に覚醒感があったので同率1位というか、ふたつを1位に入れておきます。日本に限らず海外でもエナジードリンクに効果を求めたり効果があると思い込んでいる人が99.9%くらいだと思いますが、一般的に売られているエナジードリンクに大幅に変化を体感できるほどのものはありません。今回1位にしたbangとSPIKEにはカフェイン以外に微量のスポーツ系向け成分が入っていますが主にカフェインによる作用が最も強く飲んだ後の変化を得やすいと思います。飲んだあとは集中してトレーニングに取り組むことができました。ランキングをつけるならこれらの高カフェイン配合エナジードリンクが不動でしょう。
2位:マッスルモンスター、ロックスタースポーツ
こちらも同率というかセットで2位に入れました。アメリカのモンスターエナジーからマッスルモンスターシリーズ、ロックスターからロックスタースポーツシリーズです。どちらもプロテインが25g配合されていて普通に筋トレの前後に飲むのに最適です。ほかにはカフェイン、タウリンなど通常のエナジーブレンドが配合されているので基本的には筋トレ前に飲むのがよいかと思います。配合成分を考えてエナジードリンクを飲む価値があるかどうかを考えるとやはりプロテイン配合量の充実したこれらがランクインすると思います。アメリカに行きホテルのジムでトレーニングしたあとに飲むプロテインがない場合はマッスルモンスターを買うことがありましたし個人的に利用価値は高いと思います。
3位:今のところなし
現時点ではそれぞれのランキングを3位まで掲載していて今後もう少し増やす可能性もありますが、『効果があるエナジードリンク』という商品に関しては正直上記以外はほとんど普通のジュース程度ですからランキングに入れるほどのものながありませんでした。元々エナジードリンク自体効果が劇的にあるとは言えないものが多いのでこうなってしまいますね。カフェイン以外で何かしらの効果がある成分を配合したまったく違う角度から攻めるエナジードリンクが出てくると3位かそれ以上にランクインすると思います。
デザインが素晴らしいランキング
エナジードリンクは中身の成分や味と同じくらい缶のデザインが重要だと思います。缶デザインだけでお気に入りになってしまうくらいインパクトのあるエナジードリンクを順位がつけにくいですがランキングにしてみました。
1位:SEMTEX
チェコのSEMTEXです。すでにデザインがマットブラックに変更されてしまいクレイジーなデザイン・カラーの商品はなくなってしまって残念ですが、ここまで缶全体で奇抜なデザインのエナジードリンクはなかなかありません。特にカクタスはデザイン性も高いですし中身もサボテンフレーバーだし特徴が出過ぎていて他にこれを超えるものは出てこない気がします。かっこいいデザインのものは他にもたくさんありますがここまでぶっ飛んでいるものは出てこないので1位としました。
2位:ALL CITY NRG
アメリカのALL CITY ENERGYです。2008年にアリゾナから出ていたエナジードリンクブランドでした。これは1位にしようか迷ったのですが前述の通りSEMTEXが真似出来ないレベルのデザインのためこちらを2位としました。気持ちとしては1位に限りなく近いかっこよさがあると思います。というかALL CITYのほうが1位に選ぶ人が多そうですよね。グラフィティアートなどを取り入れるデザインはよくあるのですがここまでしっかりまとまったデザインはALL CITYくらいかなと思います。
日本のエナジードリンクがランクインしない理由
各エナジードリンクランキングを書き終えて気づいたのは、日本のエナジードリンクがランクインしないことです。カフェイン配合量などはどうしても海外の特にアメリカのエナジードリンクとは勝負になりません。日本では1本あたり160mg前後のカフェイン配合量になるとかなり多いとされます。100mlあたりのカフェイン量はかなり多いのですが1本あたりのカフェイン量になると各商品のカフェイン量で比較すると圏外になってしまいます。
美味しいエナジードリンクという点では唯一挙げられるのはアワライズくらいでしょうか。最近は不味いエナジードリンクはなくなったので大体飲めるレベルになってきてはいますが、海外の数百種類のエナジードリンクを飲んでいるとそこには及ばないものばかりで今のところランクインできるものがありませんでした。
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