JUICED MONSTER BAD APPLE

2024年3月発売。イギリスから発売が始まりヨーロッパ全土に広まった果汁配合のアップルフレーバー、JUICED MONSTER BAD APPLEのレビューです。
JUICED MONSTER BAD APPLEは本国アメリカでは発売されていないヨーロッパ独自の商品で、デザインもこれまでのモンスターエナジーのシリーズとは違う、美しくインパクトのあるデザインが特徴です。
何度もヨーロッパへ行って色々な国のJUICED MONSTER BAD APPLEを飲んできました。今回メインでレビューしているのはポーランドのJUICED MONSTER BAD APPLEです。他の国々のJUICED MONSTER BAD APPLEも追記していきますのでお楽しみに。
JUICED MONSTER BAD APPLEの基本情報
| メーカー | モンスターエナジー |
|---|---|
| 製造国 | ポーランド |
| 価格(購入時) | 5.9 PLN |
| 味 | アップル |
| 総合評価 | ★★★★☆ |
著者:エナジー・ドリン君
2001年頃、在米時にダンスシーンを通じてエナジードリンクに出会い感動。 帰国後日本ではネタ飲料扱いだったエナジードリンクの本当の魅力を伝えるために2013年総合サイトを開設。 エナジードリンクマニアとして改めてエナジードリンクを真剣に飲み始め、各国で狩りをして飲み集めたコレクションは世界8,000種類以上。 メディア取材を受ける評論家や専門家としても活動中。
JUICED MONSTER BAD APPLEの味
開栓するとジューシーで爽やかなアップル果肉の甘い香りが吹き出します。驚いたのがこの濁った茶色い中身の色です。一般的なアップルジュースの色のイメージとはまったく違いますし、果汁入りモンスターが5年以上経過し劣化したときの色に似ているんですよね。ちなみに賞味期限まで1年以上あるものなのでこれがJUICED MONSTER BAD APPLEの正確な色です。では飲んでみましょう。

口に含むと甘酸っぱくフルーティー、そして果肉のジューシーでフレッシュな味わいのアップルフレーバーが広がります。
アップルの香料が主張しすぎないことにより、新鮮なアップル果肉のみずみずしい味わいに加えて、加熱によって甘みとコクが深まったような隠し味も感じられるのもJUICED MONSTER BAD APPLEの特徴です。
香料は定番のリンゴらしい香りですが、味は想像以上に複雑です。
冷蔵温度から常温に変化するなかで美味しさが落ちないところも評価すべきポイント。
特にアップル果肉のジューシーな旨味は常温に近い温度で最も感じやすくなります。そのためドリン君は常温に近い温度で飲むのが好きです。
JUICED MONSTER BAD APPLEのエナジー成分

カフェイン160mg、タウリン2000mg、高麗人参400mg、カルニチン20mg配合。
果汁は6%配合で、その内訳はアップルが4.7%、その他にピーチ、キウイ、サワーチェリーが含まれています。ジューシーな味わいだったため、たった6%しか果汁が含まれていないことに驚きました。
JUICED MONSTER BAD APPLEのデザイン
各国へ行って買ったJUICED MONSTER BAD APPLEの味を簡単にまとめました。

白雪姫のリンゴをイメージしたような、これまでにないインパクトのあるデザイン。ヨーロッパならではの自由なパッケージデザインはこれまでのモンスターエナジーにはなかった新しい世界観を演出しています。
背景は白雪姫の世界観を表したと思われる黒い森が描かれたダークな雰囲気。

アメリカのジュースシリーズとは異なり、缶正面のメインビジュアルを引き立たせるために、周囲のデザインは比較的落ち着いていて、派手すぎず程よく落ち着いた世界観の演出にも成功しており、とても好印象です。
商品名「BAD APPLE」は日本で言えば「腐ったみかん」のようなことわざです。直訳すれば「腐ったリンゴ」。

アップルフレーバーとエナジードリンクらしい厨二病っぽいネーミングを掛け合わせていて、そのダークなイメージがパッケージデザインにもよく表れていますよね。
後ろにはエナジーポエムがあり、普通のリンゴジュースとは違う、これまでにない美味しさであることが書かれています。

大げさな厨二病表現も見られますが、実際の味はこのエナジーポエムに負けないほど秀逸で、謎めいた缶デザインの世界観を裏切らない豊かなアップルフレーバーを楽しめます。
世界のJUICED MONSTER BAD APPLE
ハンガリー

2025年にハンガリーへ行ったときに購入したJUICED MONSTER BAD APPLEです。本記事でレビューしたポーランド版に比べてよりフレッシュで爽やかな印象。冷蔵温度から常温までみずみずしさがあり軽やかで甘酸っぱいアップル果肉の美味しさが味わえます。
オーストリア

開栓した瞬間りんご果肉の酸味を感じる香りで、他のJUICED MONSTER BAD APPLEと違う風味であることがすぐわかります。実際に味もグリーンアップルをミックスしたような甘すぎない味でした。
言い方を変えればポーランド版に比べて果肉の旨味やコクがないのでそこまで感動するアップルフレーバーではない印象です。各国それぞれで明らかに味が違うのが面白いですね。
エナジー・ドリン君の独自評価
- フレーバー

- 香り

- 重さ

- 爽やかさ

- モグモグ感

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