bang PURPLE HAZE

Item: bang PURPLE HAZE
Rating: 2
Author: エナジー・ドリン君

投稿日：2019年4月25日｜最終更新日：2025年2月 9日

高カフェイン配合のbangシリーズのグレープ系フレーバー。ゼロカロリー・ゼロシュガーのグレープフレーバーはなかなか美味しく仕上げることが難しい印象がありますが、果たしてbang PURPLE HAZEのゼロゼロ系グレープはどんな味なのでしょうか！？

bang PURPLE HAZEの基本情報

メーカー	VPX
製造国	アメリカ
価格(購入時)	200 JPY
味	グレープ
総合評価	★★☆☆☆

bang PURPLE HAZEの特徴とお薦めポイント

カフェイン300mgの高配合、カロリーゼロ・シュガーゼロで減量中にもお薦め
ケミカルグレープの味わいで不健康な風味が好きな方に最適

著者について 著者：エナジー・ドリン君

2001年頃、在米時にダンスシーンを通じてエナジードリンクに出会い感動。帰国後日本ではネタ飲料扱いだったエナジードリンクの本当の魅力を伝えるために2013年総合サイトを開設。エナジードリンクマニアとして改めてエナジードリンクを真剣に飲み始め、各国で狩りをして飲み集めたコレクションは世界8,000種類以上。メディア取材を受ける評論家や専門家としても活動中。

bang PURPLE HAZEの味

グラスに注ぐと濃厚なグレープガムやグレープグミ系の香りが広がります。フルーティーな香りではなく人工的で不健康な感じ。
bang PURPLE HAZE
中身はbangシリーズ共通の無色透明。この無色の中身からは想像できないほど香りが強くて驚きです。

飲んでみると、香りの強さほどグレープの味はインパクトがなく、香料を強くすることでグレープフレーバーのイメージを高めている感じですね。甘味は人工甘味料でしっかりついているので物足りなさはないですがグレープの酸味や渋味などはないのでリアル果実系の味わいを期待すると違うかなと思います。

後味と抜けていく香りに人工的なケミカル感が感じられて普通の炭酸グレープジュースとは違った印象。飲み進めるうちにグレープの風味よりもケミカル感のほうが気になってしまいます。

こちらは2019年にレビューしていた初期のbang PURPLE HAZEです。
初期の黒いbang PURPLE HAZE
黒ベースの缶にパープルで現在のデザインとは見た目がかなり変わっていますが人工的なグレープフレーバーは変わりありません。

初期の黒いbang PURPLE HAZE
ケミカルグレープの香りとくらべて甘味は平坦なので氷を入れてスカッと飲むのがお薦め。

bang PURPLE HAZEのエナジー成分

カフェイン300mg、クレアチン、CoQ10そして今回のリニューアルでEAAが配合されています。この白いデザインになる前の黒いデザインのbang PURPLE HAZEはEAAではなくBCAAが含まれていました。

bangの急成長により昨今の高カフェイン系フィットネス、ボディメイク向けのエナジードリンクが乱立してきた中でBCAAよりもさらに多くのアミノ酸を網羅したEAAに変更したのはさすが元祖フィットネス系エナジードリンクだなという感じ。

bang PURPLE HAZEのデザイン

bang PURPLE HAZE
清潔感のある白にリキッド感溢れる明るいパープルが特徴的。bangシリーズは2021年の新作発売とともに旧作もすべてこのタイプのデザインにフルリニューアルされました。

こちらは旧デザインの黒いbang PURPLE HAZEです。旧デザインは黒ベースで昔ながらの怪しく凶悪なbangの系譜を僅かに維持した印象でした。

濃いめの落ち着いたパープルの印象から濃厚なグレープ系フレーバーかな！？と思って飲むとガム＆グミ系の人工的なグレープフレーバーで若干拍子抜けするタイプ。

新旧のbang PURPLE HAZEを比べてみると新しい白いほうがクールで印象も良いです。紫の濃さも違い明るくなって全体的に垢抜けましたよね。

2021年のフルリニューアルでbangシリーズは危険な雰囲気のエナジードリンクブランドという印象はなくなり、幅広い層に受け入れられるメジャーブランドとして変化したことがわかります。実際にアメリカでのシェアを伸ばし続けて絶好調です。