Red Bull SUMMER EDITION 2021 Dragon Fruit

Item: Red Bull SUMMER EDITION 2021 Dragon Fruitのレビュー
Rating: 4
Author: エナジー・ドリン君

投稿日：2021年12月31日｜最終更新日：2023年12月31日

Red Bull SUMMER EDITION 2021 Dragon Fruit
2021年アメリカで発売された夏限定レッドブルサマーエディションシリーズ、ドラゴンフルーツフレーバーです。

これまでドラゴンフルーツ味のエナジードリンクはいくつか発売されていますが、基本的にドラゴンフルーツ自体に味がほとんどないので、ジュースなど加工品になるとイメージフレーバーと思って飲むのが良いと感じています。ではレッドブルが作るドラゴンフルーツフレーバーを飲んでみましょう。

Red Bull SUMMER EDITION 2021 Dragon Fruitの基本情報

メーカー	レッドブル
製造国	オーストリア
価格(購入時)	400
味	グレープ、ドラゴンフルーツ
総合評価	★★★★☆

著者について 著者：エナジー・ドリン君

2001年頃、在米時にダンスシーンを通じてエナジードリンクに出会い感動。帰国後日本ではネタ飲料扱いだったエナジードリンクの本当の魅力を伝えるために2013年総合サイトを開設。エナジードリンクマニアとして改めてエナジードリンクを真剣に飲み始め、各国で狩りをして飲み集めたコレクションは世界7,000種類以上。メディア取材を受ける評論家や専門家としても活動中。

Red Bull SUMMER EDITION 2021 Dragon Fruitの味

開栓すると甘酸っぱいぶどうのような香りが吹き出します。ドラゴンフルーツと知らずに開栓すると「今回はぶどう味が来た」と思うはず。では飲んでみます。
Red Bull SUMMER EDITION 2021 Dragon Fruitの味
口に含むと口当たり軽やかで甘酸っぱいぶどう味やどことなくキウイのような味も。ドラゴンフルーツの種の感覚にキウイの風味が何となく近いのでここを再現したのかもしれません。

ぶどう果肉のフレッシュな甘酸っぱい味と果皮の酸味やほんのりと感じる渋味、これが甘酸っぱい果肉の旨味を引き立てます。この味・香りの変化と奥深さが感じられる無果汁フルーツフレーバーはさすがレッドブル。

ドラゴンフルーツ味の再現レベルを評価するなら見当違いな味なので評価できないレベルですが、無果汁で果肉感あふれるぶどう味として楽しむなら高評価です。

フレーバー自体が一般ウケすることが確定的な美味しさなので、2021年夏以降に定番商品としてグリーンエディションとして継続販売が決定。

Red Bull SUMMER EDITION 2021 Dragon Fruitのエナジー成分

Red Bull SUMMER EDITION 2021 Dragon Fruitのエナジー成分
カフェイン114mg、タウリン1420mg配合。標準的な配合量です。レッドブルオリジナルと同成分で豊富なフレーバーが楽しめるのがエディションシリーズの売りです。

Red Bull SUMMER EDITION 2021 Dragon Fruitのデザイン

マットグリーンの缶がドラゴンフルーツの雰囲気とは別もので、なぜこの色にしたのか疑問が残るレッドブル史上違和感の多いカラーです。
Red Bull SUMMER EDITION 2021 Dragon Fruitのデザイン
メインカラーをドラゴンフルーツのわかりやすいビビッドなレッドピンクカラーにすると既存のエディションシリーズと似たような色になってしまうことを避けたのか。

マットグリーンはドラゴンフルーツ果実ではなく、ドラゴンフルーツがなるサボテン本体のカラーを採用したように思いますが・・・。
Red Bull SUMMER EDITION 2021 Dragon Fruitのデザイン
一般的にドラゴンフルーツのイメージカラーとしては果肉のビビッドなレッドピンクのほうが印象的ではないかと思います。

レッドブルエディションシリーズの色だけでフレーバーイメージを演出する限界は既に数年前から来ていて、それが2021年のサマーエディションではフレーバーイメージ缶カラーイメージとのズレが大きく出ているように感じます。

2021年のサマーエディションは世界中で発売されており、今回レビューしたアメリカ版と同様に「ドラゴンフルーツ」や別名の「ピタヤ」として発売されたものに加え、ヨーロッパではフルーツ果実というより木本体の「カクタス」として発売されました。このマットグリーンカラーだとカクタスのほうがイメージは近いかもしれませんね。